#17 「自分と重ねて」(井村)
皆さん、こんにちは。株式会社アックスの井村悠人です。
福岡支店で、九州の建設業を少しでも盛り上げようと日々奮闘している25歳の営業マンです。今日は、僕の最近出会った「宮本から君へ」という漫画の主人公、宮本に自分を重ねながらお話ししようと思います。

僕がアックスに入社したての頃、なかなか自分の成績や内容に満足できず気持ちが落ちていた時にヤフーオークションで8920円で購入したのがこの漫画でした。
「宮本から君へ」は僕が生まれる少し前に出版された漫画で、一人の新卒営業マンが仕事や恋愛の中で自分なりの生きざまを見つけていく物語です。
怒られたり、失敗したり、空回りしたり…とにかくドタバタ。でも、どんなに状況が悪くても、大きな声で「毎度!!宮本です!」と営業を続ける姿に、かっこ悪いのにかっこいいという、不思議な魅力を感じました。
仕事にはこれといった“正解”がありません。だからこそ、宮本のように不器用でも一生懸命ぶつかっていく姿を見ると、「自分も自分なりにやっていけば大丈夫だ」と励まされます。
作品の中には、社会人なら誰でも刺さるセリフが多くあります。とくに印象的なのは、宮本の「逃げちゃいけない」という強い意志、この事は時代に逆行しているようにも聞こえますね、、、現実では、環境を変えることも、逃げることも必要な選択肢です。
けれど、彼の逃げないという姿勢は、仕事に向き合う覚悟そのものを象徴しているように感じます。僕も営業マンとしてまだまだですが、かなり自分に甘い人間なので自分が弱っている時やめんどくさいことから逃げようとするとき奮い立たせるきっかけに読むようにしています!!
僕自身まだまだ未熟で、弱っている時や面倒なことから逃げたくなることもあります。そんな時はこの漫画を読み返し、「よし、自分ももうひと踏ん張りしよう」と気持ちを切り替えています。『宮本から君へ』は華やかな成功物語とは違います。むしろ、泥くさくもがきながら前に進んでいく姿が描かれています。だからこそ、しんどい時ほど宮本の姿が頭に浮かび、自分も頑張ろうと思えるのかもしれません。
そして最近、少しずつ成果が出るようになり、「あの時、踏ん張っておいてよかったな」と感じられる瞬間が増えてきました。
誰でも一度は「仕事ってなんだろう」「なぜ働くんだろう」と悩む瞬間があると思います。そんなとき、僕と同じようにヤフオクで“8920円の一冊”を買ってみるのも、案外悪くない選択かもしれません。新しい視点や、自分を支えてくれる言葉に出会えるかもしれませんよ。

2025.12.08
株式会社アックス
福岡
井村悠人