役員対談
2026年6月、株式会社アックスは新体制をスタートした。社長に就任したのは33歳の後藤拳太。専務、執行役員に名を連ねるのも20代を中心とした若いメンバーだ。ゼロから走り出して約1年半、技術者292名(2026年6月時点)規模まで成長したこの会社を、5人はどう作ってきたのか。創業の裏側から「どんな人と働きたいか」まで、飾らない言葉で語ってもらった。

まずは自己紹介。経営陣5人の”一言キャラ”
須藤執行役員・東統括営業部長の須藤です。東京出身。自分を一言で表すと「ストイックマン」ですね。
宮川採用統括部長 兼 現場キャリア推進部長の宮川です。一言で言うと「可能性の獣」です。
後藤6月から社長に就任した後藤です。一言で言うと、細かくてしつこい奴です。
立花6月から専務取締役になった立花です。京都生まれ京都育ち。スピード感はあるけど、全部雑になってしまう男です。
加藤6月から執行役員・西日本統括営業部長の加藤です。一言で言うと、結果が全てものを言う、です。
なぜ、このメンバーが集まったのか
後藤拳太、33歳。
前職は料理人だった。その時の店長が先に転職し、「営業をやらないか」と声をかけられたのが、この業界に入ったきっかけ。地元・京都を出てみたい気持ちもあった。前職では今の会長とともに、ほぼ立ち上げから1000名規模まで役員として育て上げ、その後は自分の会社を設立。会長が新たに事業を始めると聞いて声をかけられ、参画した——それが1年半前、アックスのスタートだった。
「会長とやる、自分も加わる」と決めたとき、後藤の頭にふと浮かんだのが、前職から関わりのあるこのメンバーだった。では、彼らはなぜこの誘いに乗ったのか。

宮川誘われたときのことは覚えています。前職でもいいポジションをもらって管理する側に回っていたんですが、「ここで埋もれていくより、0から1になる会社を見てみたい」と。後藤さんに誘ってもらって挑戦したい、とすぐ思いました。
立花僕はシンプルでした。当時は熊本にいて、ずっと転勤続きだったので、そろそろ地元に戻りたいタイミングと合致した。もともとベンチャー派なので、「いいタイミングだ、行きます」と即答したのを覚えています。
加藤僕はどちらかというと、話を聞いて自分からアプローチをかけた珍しいパターンです。前職での自分のあり方や面白みに少し欠けていた部分があって、「また1からやる」というところに惹かれました。
須藤一緒にご飯を食べたときに誘われました。計画を聞いていたら「めちゃくちゃ面白いな」と。少しマンネリしていた時期だったので、一度リセットして新しいチャレンジをしたい、その2つが合致して来ました。
立花シンプルに、断る理由がなかったんですよね。
もっとも、参画は簡単な決断ではなかった。年収はスタートで半分近くまで下がる条件。それでも全員が覚悟を決められたのには、理由がある。
後藤将来のビジョンを共有して、給与設計を一番最初にしっかり作ったんです。1年ほどで前職以上の給与になる設計にできていたので、納得して覚悟を持って来てくれた。実際、今は前職以上に稼いでいるメンバーもたくさんいます。
立ち上げの壁を、どう越えてきたか
走り出してからの1年半は、決して順風満帆ではなかった。まず、この会社の強みを聞くと、後藤も加藤も口を揃える。
後藤圧倒的に強いと感じるのはリファラル採用ですね。
加藤もう一つの強みは、全員が経験者からの営業スタートだということ。ゼロから立ち上げる会社とはスタートダッシュが違います。
後藤プロが多いんですよ。総務も経理も採用も営業も、その道をずっとやってきた人間が揃っている。
とはいえ、最初の壁は高かった。大手企業に営業をかけても「基本契約がないと」と門前払い。営業成績に自信のあった加藤でさえ、焦りを隠せなかったという。

加藤正直、最初が一番焦りました。前職の成績が良かったので「すぐ稼げる」と思っていたんです。子どもも二人いて、妻にも「俺ならすぐ元通りにできる」と話していた。でも数字が伸びない時期があって、「このペースで大丈夫か」というプレッシャーが一番大きかったですね。
立花僕も不安でした。転職して3〜4ヶ月目、イメージ通りにいかなくて、相当なプレッシャーを感じていました。みんな「本当に大丈夫か」というヤバさは感じていたと思います。
宮川どこに電話しても、大手さんだと「基本契約がないと」と言われる。そこはなかなか厳しかったですね。
突破口を開いたのは、泥臭い行動と、これまで培ってきた経験だった。
宮川僕は地場の会社を攻めました。大手さんでも支店単位なら、基本契約に関係なく受け入れてくれるところがある。全国で連携を取りながら、一つずつ開けに行ったイメージです。
立花基本契約を新規で開けるの、僕はめちゃくちゃ好きでしたけどね。昔から全国を回ってお客さんがいたので、あちこち行かせてもらいました。
加藤結局、突破口になったのは僕たちの経験です。お客さんに顔や連絡先を知ってもらっていたからこそ最初の窓口を開けられて、そこから他の支店へ広げていけた。
そしてもう一つ、彼らの”本気度”を象徴するエピソードがある。各拠点で内定を出したものの現場が追いつかず、技術者を1〜2週間待たせてしまった時期。主力を現場の決まらない拠点へ動かしたいが、当時はホテル代が高騰し、1ヶ月で100万円を軽く超えてしまう。考え抜いた末の答えが——

後藤「マンスリーの1LDKに、男3人で寝られるだけ寝てもらう」でした。福岡へも同じように行ってもらいましたね。
加藤今思えば、めちゃくちゃ思い出です。嫌だった記憶はあまりなくて、むしろ「もう一回やりたいな」くらい(笑)。
後藤「そこまで本気で行動できる」というところは、新体制になっても捨ててほしくない部分です。そのおかげで、待機の状況も一時よりだいぶ減りました。やってよかったと思っています。
お互いを、どう見ているか
5人はもともと前職からの仲間。お互いをどう見ているのか。まずは、データと戦略で営業を組み立てる須藤について。
立花須藤さんは戦略家ですよね。新人教育のときもめちゃくちゃ優しいし、的確でわかりやすい。
宮川行動量のデータを作るのが本当にうまい。しかも早い。
続いて、6月に社長となった後藤の人物像。厳しくも、芯のある言葉で人を動かすタイプだという。
須藤やっぱり「人思い」だと思います。熱い男です。僕自身、思いやりが足りなかった時期に後藤さんに説かれて、今になって「確かに足りていなかった」と染みています。
宮川普通、人に言われたらムカつくことが多いんですけど、社長に言われると振り返れる。的確な言葉で、我に返ることが多いですね。
後藤細かくて、しつこいんですよ(笑)。でも「見るべきところをちゃんと見て、ちゃんと言う」というのは大事にしています。
専務・立花の印象は、というと——
加藤まっすぐな男、というイメージです。「やるぞ」と決めたら目標に向かってバッと動く。純粋なんですよね。
宮川ぶれない。もう少し意見を汲んでくれてもいいのにと思うときもあるけど(笑)、本当にまっすぐな男です。
タイプの違う5人。後藤は、その違いこそが強みだと考えている。
後藤この三人は、来たものにスピード感を持ってどんどん片付けに行く。一方で宮川は、戦略を立ててリスクを先に考える。どっちがいいではなく、この掛け合わせが大事。「いいね、やろう」で走れるのも強みだし、「ちょっと待って」と止められるのも助かる。だからこそ、みんなで補い合っていく。
加藤系統が違うからこそ、ありがたい。たまにムカつくこともありますけど(笑)、信じてやってうまくいったパターンも多いので、どんどん意見はもらいたいです。
どんな会社にして、どんな人と働きたいか

改めて、新社長・後藤はどんな会社を目指すのか。キーワードは「若さ」だった。
後藤役員は20代が中心で、平均年齢でいうと28歳くらい。発想が柔軟で、「これしかできない」という固まった考えがない。まだこの事業規模なら、ルールでガチガチに固める段階ではない。今のメンバーで作り上げていけるこのタイミングが、すごく合っているなと感じています。
では、アックスで働くとどうなるのか。給与の話になると、採用を預かる宮川の言葉に力がこもる。
宮川今の給与より、絶対に高くします。本当に。内定をもらったら試用期間で条件が変わる——そういう会社もありますが、アックスは募集に載っている通り、面接で案内した給与で、試用期間に関係なく採用します。業界の大手より5万円以上は高い。一番給与をもらいながら働ける環境があります。
加藤「前職以上の給与を保証する」というのは、僕も真っ先に思いつくところです。それは営業の力で実現できる。確約できるくらいの気持ちで力を入れています。
立花お金ももちろん大事ですが、唯一無二の会社にしたい。社員一人ひとりに寄り添って、「アックスに入ってよかった」と思ってもらえるようにしたいですよね。
須藤僕は今50名ほど担当していますが、信頼関係が一番大事。嘘偽りなく、ありのままを伝える。本人の意思で決めてもらう。そうすると離職にもつながりにくいんです。

立花SNSで会社の見え方を気にする時代ですけど、僕は外の声よりも、今いるメンバーのことを一番に考えています。そのうえで「アックスっていいよね」と世間にも知ってもらえたら嬉しい。
そんな5人は、どんな人と一緒に働きたいと思っているのだろう。
後藤素直な人ですね。畑違いの業界に飛び込むのはすごい勇気だと思うので、現場でうまくいかないときがあっても、本人が「続けていくんだ」という意志を持っていれば、私たちが見捨てることは基本的にありません。
須藤僕は「学びたい人」がいいですね。施工管理はいろんなことを学べる仕事。意欲があれば長く続くし、将来的に大手の社員になる道もある。純粋に「稼ぎたい」という野心がある人も、絶対に続くと思います。
立花芯のある人。内勤は付き合いも長くなるので、目標を持っていて、それを応援し合える仲間でいたいですね。
後藤「お金を稼いで、そのお金で何かをしたい」という思いをちゃんと持っている。家族といるより仕事の時間のほうが長いんだから、そのプライベートの夢を応援してあげられる組織が一番いい、ということです。
今年、確実にやると決めていること

最後に、5人それぞれの”今年の宣言”を聞いた。
加藤西日本(大阪・福岡)で、仕事が決まっていない待機者をゼロにすること。地方の通勤先でも内定が出せるくらい案件数を増やして、「こんな地方でも、アックスは決めてくれるんだ」と言われる会社にしたい。
宮川アックスの良さを、もっと広報で届けたい。具体的には——YouTube登録者2万人を目指します。
須藤東日本で50名、西日本で50名、合計100名のリファラル(社員紹介)を必ずやりたい。リファラルは「会社が好き」を具現化したもの。あとは、人数が増えたら社員旅行も実現したいですね。
立花内勤・外勤ともに、定着率を今の95%から維持・向上させること。定着率が上がれば利益も出て、賞与や福利厚生として還元できる。2年後、3年後もずっと追求していきたいです。
後藤今年中に必ず古民家を見つけて購入したい。社員の保養所のような場所にしたくて。昔ながらの古民家に泊まる体験や農業体験、自分たちで育てた野菜やお米を食べる——そういう非日常を社員に届けたいんです。
宮川もし古民家を買ったら、そこを本社移転にしちゃいましょうか(笑)。社員みんなで泊まれて、楽しそうですよね。
最後に——この記事を読んでくれたあなたへ

ゼロから1年半。20代の経営陣が、給与の約束も、現場での寄り添いも、「見捨てない」という姿勢も、まっすぐ本気でやってきた。
「業界トップクラスの給与で、医療・建設業界で働きたい」「未経験から、学びながらしっかり稼ぎたい」——そんな方は、ぜひ一度アックスをのぞいてみてほしい。募集に載っている条件のまま、あなたの挑戦を待っています。
座談会の様子は、動画でも
今回の座談会は動画でも公開中。5人の表情や空気感は、ぜひ映像でご覧ください。