「職人20年、現場を知り尽くした男が"施工管理"を選んだ理由」建設一筋のベテランが語る転職のリアル
住宅設備の職人として約10年。現場の最前線で腕を磨いてきた男が、次に選んだのは“施工管理”の道だった。
建設業界に身を置いて約20年。職人と管理、その両方を知るベテランに、「なぜ職人から管理職へ進んだのか」「職人経験は管理に活きるのか」、そして「同じ仕事内容なのに月給が5万円上がった」という転職のリアルを聞いた。
Hさん(2025年5月入社)
- 前職
- 住宅設備の職人(職人 約10年 → 施工管理 8年目)
- 現職
- 設備の施工管理
- 勤務地域
- 九州

体を動かし、覚えていく――職人としてのやりがい

——簡単に自己紹介をお願いできますか。
「今、設備のほうで管理の仕事をしています。前職は住宅関係の職人で、設備工事をやっていました」
水回りを中心とした住宅設備の職人として、長く現場に立ってきた。仕事のやりがいを聞くと、その答えはまっすぐだった。
「体を動かすのも好きですし、何より“覚えていく”のが一番好きなんです。今の仕事もそうですけど、少しずつ自分のやったことがないことが頭に入ったり、知識として得られていく。そこにすごくやりがいを感じています」
建設一筋20年。職人から、現場管理の道へ
聞けば、建設業界でのキャリアは相当に長い。
「職人をやっていたのが10年ぐらい。管理の仕事が今8年目なので、もうだいたい同じくらいになりますね」
職人として約10年、施工管理として約8年。建設一筋でおよそ20年というベテランだ。では、なぜ職人から管理の道へ進もうと思ったのか。
「現場管理の仕事がどういうものなのか、という興味もありました。職人だと、いろんな職種を見られる機会がなかなかない。その辺も見てみたかったんです。人生一回しかないので、いろいろ見てみたいなと思いまして」
職人と施工管理、決定的な違いは「時間に追われること」

両方を経験したからこそ語れる、職人と管理の違い。
「現場サイドは施工で大変な思いをしているのは十分わかります。ただ管理は、その後の図面を期限内に提出しないといけなかったり、見積もりも各業者さんから集めて総まとめして自分で出さないといけない。やっぱり時間に追われることが多いので、そこが大変ですね」
一方、職人時代はどうだったのか。
「職人のときは、今日までに終わらせないといけないけど終わらなかった、ということは多々あって。もちろん終わらせるのが職人ではあるんですけど、終わらないものはまた日にちを変えて終わらせればいい。そういう違いはありますね」
「管理の仕事は楽に見られがちですけど、意外とやることが多いんですよ」と笑う。現場を知るからこそ、管理の難しさもリアルに語れる。
水回りの最前線で培ったもの

前職の職人時代は、住宅設備のなかでも“水回り”を担当していた。
「公的な集合住宅の空き家の工事や、お客さま対応ですね。僕の場合は水回りだったので、一番緊急が多い場所でもあって。排水が詰まった、トイレが詰まった、といった対応をしていました」
緊急性の高い現場で培った“その場で直す”力。それが、設備の施工管理という次のステージへの土台になった。
「設備をもっと詳しくなりたい、という気持ちもあったんです。自分のステップアップですね」
職人経験は活きる。でも、未経験でも挑戦できる
10年の職人経験は、施工管理にどれくらい活きるのか。
「多少は違うと思います。ただ、僕も設備を知っているつもりで入ったんですけど、正直、住宅とは全然違うことをやっていて。だから“未経験だからできない”ということはないと思います」
職人経験があれば多少は有利。けれど、未経験でも十分に挑戦できる――現場を知り尽くした人の言葉だからこそ、説得力がある。
アックスを選んだ理由――給料、残業、そして「考え方が近かった」

転職のきっかけは、前職での給料や働き方への思いだった。
「前職の給料面でどうかな、というところがあって。今の業務を続けながら、他にいいところはないかなと思ってホームページを見ていたんです」
もうひとつ、決め手になったのが“働き方”への会社の姿勢だった。
「ちょうど建設業界の残業、45時間(の上限規制/36協定の見直し)が変わるタイミングでもあって。それに会社側がどう考えているのかをいろいろ見てきました。前職とは合わなかった、というだけで、合う人・合わない人はいると思います。アックスは、僕の考えにだいぶ近いほうに来ていた。そこが決め手かなと思います」
同じ仕事で、月給5万円アップ――それがモチベーションになる

——ぶっちゃけ、給料はどれくらい上がりましたか?
「ざっくりで言うなら、もう5万ぐらいは上がっています。月の5万って言ったら、だいぶ変わるので。そこはものすごく大きかったです」
仕事内容が変わらないまま、給料が上がる。それは、ただ収入が増える以上の意味を持っていた。
「変わらない仕事の内容で給料が上がるというのは、もちろんやりがいにもつながります。こちらのモチベーションに一番つながっている。“もっと頑張ろう”という気持ちにもつながっていると思います」
これから施工管理に挑戦する人へ
最後に、アックスへの入社を迷っている人に向けて、言葉をもらった。
「未経験であっても、全然一からでも覚えていけます。最初は戸惑うと思いますし、僕も“経験してきたつもり”で入っても、わからないことだらけで始めましたから。不安はみなさんあると思いますけど、それはどの仕事をしても一緒。一から覚えるという意味では、全然アリだと思います。ご応募、お待ちしています」
20年の経験を持つベテランが「未経験でも大丈夫」と言い切る。その言葉には、現場を知り尽くした人ならではの説得力があった。
